「ナフサショック」という言葉が巷で話題になっております。
ナフサとは、原油を蒸留して得られるガソリンに似た無色透明の液体で、
プラスチック、合成繊維、合成ゴムなどの製品を製造するために必要不可欠で「「石油化学の米」と呼ばれています。
アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃により、ホルムズ海峡の事実上の封鎖により、
原油・ナフサの供給が途絶しているのが現状です。
ナフサは我々の身近な商品に多用されており、
住宅建材の約7割に直接・間接的に関与しております。
その為、ナフサの金額が高騰、物理的な原料欠乏により、供給停止などのリスクがあるわけです。

そこで、今回は今から家を探している方にとって、何を気を付けるべきなのかを物件別に解説したいと思います。
①新築住宅(注文住宅)におけるナフサショックの影響
・新築一戸建て住宅においては、特に深刻な状況になっております。
この5月からの着工を見直す工務店も出てきている状況です。
これから契約する方は下記の「合意契約」を求められることがほとんどになると思います。
・納期が延びることへの合意
建材の一部が入らないだけでも、住宅は完成しません。したがって一部納期が遅れると必然的に引渡しは遅れます。
特にこの5月以降の着工分に関しては、どの建材が入らなくなるのか未知数な部分も多くあります。
・金額が上がることへの合意
供給不足により、資材が高騰する傾向にあります。5月以降の価格を各メーカーが上げており高いものだと40~50%程度価格上昇する建材もあります。
金額は全体で坪単価10万円程度、上がる可能性があります。
代替品への変更や、仕様の見直しなど余儀なくされる可能性もあります。
現在、ハウスメーカーや工務店で商談を進められているかたは担当者に確認することが必須です。
②新築住宅(建売住宅)におけるナフサショックの影響
現在完成済みの新築住宅や4月~5月頃に完成しそうな建売物件はナフサの影響は受けません。
姫路市市内でも完成済み物件は多数あります。
7月以降に完成してくる物件については、少なからず影響が出る可能性があります。
大きくは金額面です。同じエリアで同程度の家でも200~300万円程度値上がりする可能性があります。
まだ、新築の契約をされていない方は、建売物件(完成物件)を選択肢にいれるのも一手です。
③中古住宅・中古マンションにおけるナフサショックの影響
中古住宅においても新築ほどではないにしても、ナフサショックの影響がでます。
特にリフォームをお考えの方は、リフォーム建材も新築同様ナフサ由来の製品が多いため、
値段、納期に影響が出ます。
リフォーム済みで完成している物件は価格に影響がでないため、リフォーム済み物件やリフォームが不要な物件を探すのも一手です。
これらのように、状況は日々刻刻と変わっております。
最新動向は、弊社担当スタッフまで直接お問い合わせください。
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